以下の要領で談話会を開催致しますので, ご案内申し上げます.
皆様のご参加をお待ちしております.
場所 | 芝浦工業大学大宮キャンパス5号館2F 演習室(数理棟5284室) |
講演者 | 講演者 長田 祐輝 氏(東京理科大学) |
講演タイトル | 点相互作用を伴う連立非線形シュレディンガー方程式系に対する変分解析 |
講演概要 | 本講演では空間2次元で点相互作用を伴う連立非線形シュレディンガー方程式系を扱う。 欠陥や不純物がある場合、ボーズ・アインシュタイン凝縮(BEC)の有効なモデルとして、近年、点相互作用を伴う非線形シュレディンガー方程式が提唱された。 空間1次元の場合、点相互作用を伴う非線形シュレディンガー方程式に対する研究は盛んであるが、空間2次元以上ではあまり研究されていない。 本講演では解の中でも特にエネルギー最小解である ground state を扱い、ground state の存在に関して得られた結果を紹介する。 また本講演で扱う方程式は2本の連立系であるが、2成分のうち片方の成分を0にした解を常にもち、それは単独の方程式の解に一致する。連立方程式系ならではの解として vector solution と呼ばれるものがある。これは2つの成分が0でない解のことである。 本講演では解の中でも特に ground state 対して、それがいつ vector になるのかということについて報告したい。また本講演では点相互作用を伴う方程式系を扱っており、それにより解の種類として singular な解と regular な解という分類が生じる。これについても ground state に対してどのような条件下で ground state が singular になるのか regular になるのかについて報告したい。 本研究は Politecnico di Bari の Alessio Pomponio 氏との共同研究に基づく。 |
会場へのアクセス | 会場へのアクセスは以下の URL をご参照ください. http://www.shibaura-it.ac.jp/access/ |
世話人 | 石渡 哲哉, 井戸川 知之, 榎本 裕子, 尾崎 克久, 亀子 正喜, サイ 貴生, 櫻井 みぎ和, 清水 健一, 鈴木 達夫, 竹内 慎吾, 田森 宥好, 中津 智則,廣瀬 三平, 福田 亜希子,松田晴英,山澤浩司 |
連絡係 | 亀子 正喜 kameko(アットマーク)shibaura-it.ac.jp 石渡 哲哉 tisiwata(アットマーク)shibaura-it.ac.jp 尾崎 克久 ozaki(アットマーク)shibaura-it.ac.jp |